会計の知識を身につけよう

会計の知識を経験を比較すると、立場が逆転してしまうことにより、仕事がうまくいかないのを見てきました。

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会計の知識を身につけよう

会計の知識と経験を比較すると

以前、勤めていた会社は多くのグループ企業を傘下に持っていましたが、デパート部門だけは少々複雑で、独立採算方式の店舗もあれば、大元となる本店をすえ、そこから各都市に○○店といった形で出店し、売上や経理、仕入れなどをしていました。私が勤めていたデパートは、独立採算制の店でしたので、この店独自の方法でさまざまな処理をしていました。時にはグループ企業の傘下のデパートから、こういった方法でやってほしいといった要請もありましたが、基本的にオエライさんたちの間で、会社の経営というトップレベルのやり取りでしたので、私のような一般社員の下っ端には、とんと関係のない事でした。けれど、営業不振となり、業態転換を試みるも、駅前にもっと便利で規模の大きいデパートが出店してきたことで、たちまち会社は斜陽となりました。結果的につぶれることになるのですが、その前に何とか建て直そうと、グループ会社のデパート部門の支店とすることで、経営改善を図ることになりました。
そのため、これまで独立採算方式でやってきたことのほとんどが否定され、しかも仕事の大半を本店に持って行ってやることになりました。つまり、支店においては必要な業務処理をするための、前振り的役割の仕事しかさせてもらえなくなったのです。会計においてはこの傾向は特に顕著に表れ、本来ならきちんとした仕訳があるにも関わらず、本店に送るまでの暫定的な処理しかさせてもらえなくなりました。私などは下っ端でしたから、こうしてくださいと言われれば、はいわかりましたとやるしかありませんでしたし、そうすることで仕事が回っていくのですから、ある意味、気は楽でした。けれど、これまで店の経理をすべて、最初から最後まで決済してきた係長クラスの葛藤たるや、かなりのものがあったようです。比較すると支店の方が本店より係長のレベルが高いこともよくあり、結局はやってられるかということで退職していく人もいました。本店と支店で知識が異なると、どちらも目くじらを立て、我を通そうとするものだということがよく分かったのでした。